瞑想したあとに疲れがどっと押し寄せて、不安になっていませんか。
本来は心身を休めるための時間なのに、これでいいのかと感じてしまいますよね。
でも、その疲れはむしろ真剣に取り組めている証拠なのです。
瞑想で疲れるのには、慣れないことへのストレスや姿勢の維持、集中による消耗といった明確な理由があります。
原因がわかれば対処は簡単で、寝ながら行う、時間を短くするなどの工夫で負担は大きく減らせます。
この記事では瞑想で疲れる3つの理由を解き明かし、疲れないためのコツやおすすめの瞑想法まで紹介します。
あなたに合った無理のない続け方を、ここで一緒に見つけていきましょう。
瞑想で疲れる3つの理由

瞑想で疲れる理由は主に以下の3つです。
- 慣れないことへのストレス
- 姿勢の維持による体への負担
- 集中による疲労
それぞれ見ていきましょう。
瞑想で疲れる理由1.慣れないことへのストレス
瞑想で疲れる原因のひとつは、慣れない行為に取り組むストレスです。
脳は初めてのことに対して、無意識のうちに気を張ります。
静かに座るという未経験の行為が、自分でも気づかない緊張を生んでいます。
瞑想に慣れるまで疲れるのは、ごく自然なことなのです。
瞑想で疲れる理由2.姿勢の維持による体への負担
姿勢の維持も、瞑想で疲れると感じる理由のひとつです。
同じ体勢を保つあいだ、背中や首まわりの筋肉は静かに働き続けています。
じっとしているように見えて、体を支える力はしっかり使われているのです。
座る時間が長くなるほど負担は積み重なり、終わったあとのだるさとして残ります。
瞑想で疲れる理由3.集中による疲労
ひとつのことに意識を向け続ける集中も、瞑想で疲れる理由として見逃せません。
普段は頭の中であれこれ考えながら過ごしていますよね。
ところが瞑想では、呼吸など一点だけに注意を注ぎます。
脳は集中するほどエネルギーを使うので、短い時間でも疲労感が蓄積してしまうのです。
瞑想で疲れるのは、むしろ頑張れている証拠といえるでしょう。
瞑想で疲れないためのコツ3選

瞑想で疲れると感じても、ちょっとした工夫で負担はぐっと減らせます。
ここでは、瞑想で疲れないためのコツを以下の3つ紹介します。
- 寝ながら取り組む
- 長時間はしない
- 毎日少しずつ続ける
順番に見ていけば、自分に合ったやり方がきっと見つかりますよ。
瞑想で疲れないためのコツ1.寝ながら取り組む
瞑想で疲れないための最初のコツは、寝ながら取り組むことです。
座って行うと、姿勢を保つだけで体力を使ってしまいます。
その点、横になれば体を支える負担がほとんどかかりません。
あおむけで力を抜き、全身をリラックスさせて呼吸に意識を向けるだけでも瞑想として成り立ちます。
布団やマットの上なら、いつでも気軽に始められます。
体への負担を減らしたい初心者には、とくに向いているやり方といえます。
瞑想で疲れないためのコツ2.長時間はしない
瞑想で疲れないためには、長時間やらないことも大切です。
最初から30分、1時間と頑張ると、集中も体力も続きません。
まずは1分や3分から始めてみましょう。
短い時間でも、毎回しっかり集中して実践すれば、十分に効果は感じられます。
物足りないくらいでやめておくほうが、次もやろうという気持ちにつながるでしょう。
瞑想で疲れないためのコツ3.毎日少しずつ続ける
瞑想で疲れないための3つ目のコツは、毎日少しずつ続けることです。
慣れない行為が疲れを生むなら、繰り返して慣れてしまえばいいわけです。
脳も体も、回数を重ねるほど瞑想に適応し、疲れると感じる場面は自然と減っていきます。
まずは1日1分でもかまわないので、歯みがきのように習慣へ組み込んでみてください。
続けるうちに緊張がほぐれ、瞑想で疲れることも少なくなっていきます。
無理のないペースが、結局は一番の近道になりますよ。
瞑想で疲れる人はヴィパッサナー瞑想にチャレンジしてみよう

瞑想で疲れると感じる人は、ヴィパッサナー瞑想を試してみてください。
瞑想には、大きく分けてサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想の2種類があります。
サマタ瞑想は呼吸など一点に意識を集める方法で、意図して集中する分どうしても疲れます。
一方のヴィパッサナー瞑想は、浮かんだ雑念をただ眺めるだけでよいのです。
無理に集中しないので、瞑想で疲れることが少なく、サマタ瞑想ほどしんどくありません。
疲れやすい人ほど、こちらが向いていますよ。
実際に筆者は、ほぼ毎日1時間ほど瞑想を続けており、そのなかで両方を交互に行っています。
ヴィパッサナー瞑想を多めにした日は、終わったあとも頭がすっきりしたままです。
逆にサマタ瞑想に比重を置いた日は、仕事で集中しきったあとのような疲れがどっと押し寄せてきます。
集中を手放して眺めるだけのヴィパッサナー瞑想から、まずは始めてみてくださいね。
ヴィパッサナー瞑想のやり方を詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
【初心者向け】ヴィパッサナー瞑想のやり方!まずは1分から始めてみよう
瞑想で疲れる原因を知って快適に続けよう

瞑想で疲れてしまうと、自分には向いていないのかもと落ち込みがちです。
でも、瞑想で疲れるのは慣れないことに真剣に向き合えているからこそ生まれるもので、決してマイナスではありません。
大切なのは、頑張りすぎないことです。
寝ながら、短い時間で、毎日少しずつ。
そんなゆるいペースのほうが、結局は長く続けるための秘訣なのです。
なかでも、雑念を眺めるだけでよいヴィパッサナー瞑想は、力を抜いて取り組めるので疲れやすい人にぴったりです。
無理に集中しようとせず、肩の力を抜いて向き合えば、瞑想はもっと心地よい時間になりますよ。
力まず気負わず、心穏やかな毎日へ一歩ずつ踏み出していきましょう。
