「瞑想中って音楽を聴いてもいいのかな」「無音じゃないとダメって聞くけど本当?」そんな疑問を抱えたまま、なんとなく瞑想を続けていませんか。
ルールが曖昧なままだと、自分のやり方が正しいのか不安になってしまうものです。
実は音楽を聴きながらの瞑想は、条件次第で全然アリだといえます。
ただし向いている人と向いていない人がはっきり分かれるため、自分がどちらのタイプかを知っておくことが大切です。
この記事では、毎日1時間の瞑想を続ける筆者が、音楽を聴きながらの瞑想が向いているケースやメリット、注意点まで幅広く解説していきます。
読み終わるころには、自分に合った瞑想スタイルが見つかるはずです。
音楽を聴きながら瞑想するのは条件次第でOK

音楽を聴きながら瞑想するのは、条件次第で問題ありません。
瞑想は「無音でやらなければならない」というイメージを持たれがちですが、絶対的なルールがあるわけではないからです。
目的や生活スタイルによっては、音楽を聴きながらの瞑想が合う人もいれば、逆に避けたほうがよい人もいます。
ここからは、音楽を聴きながらの瞑想が向いているケースと、そうでないケースを順番に見ていきましょう。
こんな場合はOK:瞑想を習慣にしたい・静かな場所が確保できない
音楽を聴きながらの瞑想が向いているのは、瞑想を習慣にしたい人や、静かな場所を確保しにくい人です。
瞑想を始めたばかりのころ、一番しんどいのは瞑想そのものに取りかかることです。
筆者も始めた当初は5分未満の瞑想でも腰が重く感じていました。
ですが、好きな曲が流れていれば「まずやってみるか」と気持ちを切り替えやすくなります。
また、家族と暮らしていて生活音が気になる人にも、音楽を聴きながらの瞑想はぴったりです。
雑音を消せる手段としても、音楽は上手に活用できます。
こんな場合はNG:集中力や忍耐力を鍛えたい・いつでもどこでも瞑想できるようになりたい
集中力や忍耐力を鍛えたい人、いつでもどこでも瞑想できるようになりたい人には、音楽を聴きながらの瞑想はおすすめしません。
無音でおこなう瞑想は、とくに始めたころがしんどく感じます。
ですが、そのしんどさを乗り越える過程があるからこそ、集中力や忍耐力が鍛えられていきます。
筆者もほぼ毎日1時間の瞑想を続けていますが、音楽は聴きません。
無音だからこそしんどい瞬間もありますが、そのしんどさ自体に価値があると感じているからです。
普段から無音に慣れておくと、音楽を流せない仕事の隙間時間でも、瞑想を取り入れやすくなります。
音楽を聴きながら瞑想をする3つのメリット

音楽を聴きながら瞑想をすると、無音の瞑想では得られないメリットが生まれます。
代表的なのは、以下の3つです。
- 無音の退屈さがなくなり続けやすくなる
- 周りの音を遮断できる
- リラックス効果が高まる
ここからは、それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
音楽を聴きながら瞑想をするメリット1.無音の退屈さがなくなり続けやすくなる
音楽を聴きながら瞑想をする一番のメリットは、無音特有の退屈さが消えて続けやすくなる点です。
無音の瞑想は、耳から入ってくる情報がゼロの状態です。
この情報量の少なさが、慣れないうちは強い退屈感につながります。
一方、音楽が流れていれば耳に心地よい刺激が届くため、時間の経過がすぐに感じられるでしょう。
「退屈だからやめたい」という気持ちが芽生えにくくなる点は、音楽を聴きながらの瞑想ならではのメリットです。
音楽を聴きながら瞑想をするメリット2.周りの音を遮断できる
音楽を聴きながらの瞑想には、周りの音を遮断できるメリットもあります。
瞑想中は意識が繊細になるため、家族の話し声や車の音などが普段以上に気になりやすいものです。
イヤホンで音楽を流せば、雑音を音でカバーできて意識が外へ持っていかれにくくなります。
なお、音を遮るだけなら耳栓もひとつの選択肢です。
筆者もごく稀に耳栓を使います。
ただし耳栓は集中しやすくなるぶん、頼りすぎると自分の集中力そのものは鍛えにくくなります。
ですから筆者は、あえて耳栓をせず取り組んでいます。
雑音が入る状況で集中しようとすること自体、良いトレーニングになると考えているからです。
音楽を聴きながら瞑想をするメリット3.リラックス効果が高まる
自然音やヒーリングミュージックを聴きながら瞑想をすると、リラックス効果が高まりやすくなります。
穏やかな音楽そのものに、心と体をゆるめる作用があるからです。
実際に、リラックス系の音楽を聴くと心拍がゆるやかになる傾向がみられたとする研究報告もあります(※1)。
1日の終わりに心を落ち着けたい人は、ヒーリングミュージックを聴きながら瞑想するのもありです。
音楽を聴きながら瞑想をする際の注意点

音楽を聴きながら瞑想をするときは、以下の3つに気をつけましょう。
- 音楽鑑賞にならないようにする
- 音楽に依存しない
- 瞑想中に音楽を変えない
それぞれの注意点を順番に解説します。
注意点1.音楽鑑賞にならないようにする
音楽を聴きながら瞑想をするときは、音楽鑑賞にならないよう気をつけましょう。
耳から絶えず音の情報が入り続けるため、意識が音楽そのものへ向かいやすくなります。
本来、瞑想中の意識は自分の内側へ止めておく必要がありますが、音楽ありの状態でこれをやり切るのはなかなか難しいものです。
筆者は瞑想のおかげで集中力がかなり高まった(仕事に4時間集中し続けられるほど)と自負していますが、それでも音楽を聴きながらだと集中しきれない可能性があります。
瞑想に集中するためにも、音楽はあくまで背景と意識するくらいがコツです。
注意点2.音楽に依存しない
音楽を聴きながらの瞑想を続けるうえで気をつけたいのが、音楽への依存です。
「音楽がないと瞑想できない」という状態は、避けたいところです。
そもそも音楽ありの瞑想は、無音のときに比べて深く集中しづらく、得られる効果も薄れやすくなります。
つまり、同じ時間やっても、音楽ありとなしでは結果に差が出るということです。
せっかく瞑想を習慣にするなら、音楽なしでも取り組める状態を目指しておきましょう。
ちなみに筆者が今現在、音楽を聴きながら瞑想しない理由のひとつも、音楽に依存しないためです
注意点3.瞑想中に音楽を変えない
音楽を聴きながら瞑想をする際は、途中で曲を変えないようにしましょう。
理由は、選曲や操作の動作そのものが集中を途切れさせるからです。
「なんとなくこの曲じゃない気がする」と感じても、その日はそのまま流し切るのが賢明です。
瞑想を始める前に、あらかじめプレイリストを決めておくのが良いでしょう。
曲を選ぶ手間を事前に済ませておけば、瞑想の時間を余計な思考で乱さずにすみます。
音楽を聴きながらの瞑想もアリ!ただし最終目標は無音

音楽を聴きながらの瞑想は、瞑想を習慣にしたい人や静かな場所を確保しにくい人におすすめです。
無音特有の退屈さがなくなり、雑音を遮断でき、リラックス効果まで上乗せされるのが大きな魅力です。
ただし集中力や忍耐力を鍛えたい人、いつでもどこでも瞑想できるようになりたい人には、無音の瞑想のほうが向いています。
音楽ありで取り組むときは、鑑賞にならないよう意識し、依存しすぎず、途中で曲を変えないことが大切です。
最終的には無音でも取り組める状態を目指しつつ、音楽を上手に活用していきましょう。
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